ひまわりは「社会を明るくする運動」のシンボルマークに採用されています。シンボルマークには、青少年が太陽に向かって咲くひまわりのように明るく成長してほしいという願いが込められています。
罪を犯した人も、裁判を終え、処分を受ければ、いずれは社会に戻ってきます。「更生保護」は、このように罪を償い、社会の中で再出発をしようとする人たちの立ち直りを導き、助け、再び犯罪や非行に陥ることを防ぐ活動です。
この更生保護活動は、保護観察所を始めとする国の機関だけでなく、保護司を始めとする多くの「更生保護ボランティア」との協働で行われています。
更生保護シンボルマーク
「生きるマーク」
人はみな、生かされて生きてゆく。
「生きるマーク」は、甲骨文・金文の「生」をモチーフに、樹木の芽が伸びていくように、今、そして未来を生きていく様を表現したものです。
幸福(しあわせ)の黄色い羽根
幸福(しあわせ)の黄色い羽根は、犯罪のない幸福な明るい社会を願うシンボルマークです。
更生ペンギンのホゴちゃんとサラちゃん
更生保護のマスコットキャラクター
立ち直ろうとしている人をいつも温かく見守り、犯罪や非行のない幸せな社会を願う心優しいペンギンです。チャームポイントは胸の「生きるマーク」。各地の更生保護活動の行事にも参加するなど、様々な場面で活躍しています。
犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるボランティアです。地域の事情などをよく理解し、保護観察官と協働して、保護観察を受けている人に面接などを通じて助言や指導を行ったり、刑務所や少年院にいる人が帰ってくる場所の生活環境の調整なども行っています。その職務上から法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員となっていますが、給与は支給されません。
保護司は、それぞれ配属された保護区において保護司会に加入し、犯罪予防活動、研修活動、広報活動、協力組織との連携活動などの組織的活動をしています。
更生保護施設や自立準備ホームは、身寄りがないことや、現在住んでいるところでは更生が妨げられるおそれがあるなどの理由で、直ちに自立更生することが困難な人たちに対して、一定期間、宿泊場所や食事の提供、生活指導、職業補導などを行い、自立を援助するする民間の施設です。
更生保護事業法に基づき、法務大臣の認可を受けて、更生保護事業を営む民間団体です。更生保護法人は、更生保護施設を置いて、被保護者に対する宿泊所の提供、帰住のあっ旋、金品の給貸与、生活の相談等を行っています。
女性の立場から、犯罪や非行のない明るい地域社会を実現しようとするボランティア団体です。非行の問題などを考える研修や子育て支援活動など、地域に根ざした幅広い活動をしています。
Big Brothers and Sisters Movement
様々な問題を抱える少年たちと、兄や姉のように身近な立場で接することで、良き話し相手となりながら、少年たちの健全育成や問題解決を支援する青年ボランティア団体です。
犯罪や非行をした人の自立や社会復帰に協力することを目的として、彼らの事情を理解した上で雇用しようとする事業主です。
保護司は相模原市内に約140人、全国に約4万7千人います。また、保護司は市区町村単位となる保護区で「保護司会」という組織を構成しています。
相模原市においては、2010年(平成22年)4月政令指定都市への移行に合わせて、「相模原市保護司会」から、緑保護区、中央保護区、南保護区の3つの保護区に分かれ、それぞれに保護司会が設立されました。相模原市中央区を保護区としている「相模原中央保護区保護司会」では約50名の保護司が活動しています。
また、3つの保護司会設立と同時に、これらの保護司会をもって組織される「相模原市保護司会協議会」も設立されました。相模原市保護司会協議会は、相模原市や各種団体などと保護司会組織の総合調整事務を統括し、更生保護活動の円滑な推進に取り組んでいます。
保護司や保護司会が地域で更生保護活動を行う拠点として、各保護司会ごとに「更生保護サポートセンター」が設置されています。
更生保護や更生保護ボランティアについてもっと詳しく知りたい方は
相模原中央保護区保護司会
郵便番号 252-0236
相模原市中央区富士見6-1-20 あじさい会館3階
TEL/FAX : 042-851-4775
E-mail: saposen2017@sagamihara-chuo-hogoshikai.com